脳の「RAS(網様体賦活系)」とは?目標達成と自律神経を整える方法を解説

 

 

この記事では、私たちの脳に備わっている驚くべき機能「RAS(網様体賦活系)」についてお話しします。

 

「いつもネガティブなことばかり考えてしまう」

「健康になりたいのになかなか不調が改善しない」

 

そんなお悩みを抱えていませんか?

 

実はそれ、あなたの脳の仕組みが関係しているかもしれません。

 

脳のRASという機能を理解し、上手く活用することで、心身の不調を改善し、理想の未来に近づくことができます。

 

その仕組みを分かりやすく解説いたします。 

脳のフィルター「RAS」とは?

重要な情報だけを拾い上げる仕組み

RAS(Reticular Activating System)とは、脳の脳幹という部分にある神経のネットワークです。

 

簡単に表現すると、脳に入ってくる膨大な情報の中から「自分にとって重要な情報だけをふるい分けるフィルター」の役割をしています。

 

人間は、目や耳から毎日ものすごい量の情報を受け取っています。

 

すべてを処理していると脳がパンクしてしまうため、RASが「これは大事」「これは不要」と自動的に仕分けをしているのです。

カクテルパーティー効果との関係

騒がしいパーティー会場や人混みの中でも、自分の名前を呼ばれたり、自分が興味のある話題が出たりすると、自然とその声が耳に入ってきますよね。

 

これを心理学では「カクテルパーティー効果」と呼びます。

 

これもまさにRASの働きによるものです。

 

あなたが「関心を持っていること」を、脳が無意識のうちに自動的に探し出してくれる素晴らしいシステムなのです。

RASを活用する効果効能

ネガティブな感情をポジティブ脳に変換

RASのフィルターは、あなたが「普段から強く意識していること」を重要だと判断します。

 

もし、「痛い」「辛い」「どうせ治らない」とネガティブなことばかり考えていると、脳は「辛い情報」ばかりを集めてしまいます。

 

逆に、「健康になって旅行に行きたい」とポジティブな目標を持つと、脳は健康になるための情報を自然と探すようになります。

 

当院では、ネガティブ感情をポジティブ脳に変えるサポートも重視しています。

 

RASのスイッチを切り替えることで、心と身体が前向きに変化し始めるのです。 

自律神経が整いやすくなる

脳のRASは、意識や覚醒、そして自律神経の働きにも深く関わっています。

 

不安やストレスばかりに意識が向いていると、交感神経が優位になり、身体は常に緊張状態になってしまいます。

 

逆に、リラックスできる良い情報に脳のフォーカスを当てれば、副交感神経が働きやすくなります。

 

脳の認識が変わることで、自律神経のバランスが整い、不眠や疲労感などの不調改善にもつながっていきます。

日常生活でのRASの取り組み方

具体的なゴールを設定する

RASを味方につけるための第一歩は、具体的なゴールを設定することです。

 

「痛みがなくなったら、何をしたいですか?」

 

当院のカウンセリングでも、ただ痛みを取るだけでなく、患者様が目指すゴールをしっかり共有します。

 

「孫と一緒に元気に遊びたい」「不安なく自由に外出したい」など、明確な目的を持つことで、RASがその達成に必要な情報を集め始めます。

言葉の力を活用する 

普段から口にする言葉も、RASのフィルターに大きな影響を与えます。

 

「疲れた」「無理だ」という言葉を減らし、「ありがとう」「良くなってきた」というポジティブな言葉を意識して使ってみましょう。

 

発する言葉を変えるだけで、脳のアンテナが前向きな情報を受信しやすくなります。

身体の土台を整える

治る身体を作り、RASの機能を最大限に発揮させる

RASの機能を最大限に発揮させるには、身体の土台である「自律神経」や「血液循環」が整っていることが不可欠です。

 

当院では背骨や骨盤の調整し、筋肉を緩め、血流を促進し、栄養状態を改善することで、あなたが本来持っている回復力を引き出し、RASの機能を発揮させていきます。

まとめ

RASは脳のフィルター:自分にとって重要な情報だけを集める優れた機能です。

 

ポジティブ脳を作る:意識を前向きにすることで、脳が良い情報を探し、自律神経も整いやすくなります。

 

ゴール設定が鍵:痛みが取れた後の楽しい未来を明確に想像することが大切です。

大和駅前カイロプラクティック