就寝時の冷え対策!質の高い睡眠と体質改善への道

当院では、肩こりや腰痛だけでなく、冷え性や自律神経の不調など、幅広いお悩みを持つ患者様に対応しております。

「寝ているはずなのに、足元が冷えて目が覚めてしまう」「朝までぐっすり眠れない」といったお悩みはありませんか?

就寝時の冷えは、単なる寒さの問題ではなく、睡眠の質全身の健康に大きく関わってきます。

この記事では、長年の施術経験を持つ大和駅前カイロプラクティックの視点から、就寝時に冷えるメカニズムと、今日から実践できる具体的な対策を解説します。

就寝時に冷えるのはなぜ?カイロプラクティックの専門的な視点

冷え性は、特に女性に多く見られるお悩みの一つですが、単に「寒いから」という理由だけではありません。当院では、冷えの根本には「体の土台の乱れ」があると考えています。

あなたの冷えは「自律神経の乱れ」が関係している

私たちの体温は、自律神経(交感神経と副交感神経)によってコントロールされています。

ストレスや生活習慣の乱れなどで自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなり、体温調節機能が低下します。

• 例えば、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でクーラーの効いた場所にいると、腸が冷えて大腰筋が緊張し、お腹の冷えにつながります。

• 自律神経のバランスが整うことは、健康的な身体の機能(呼吸、循環、免疫など)に重要であり、自律神経失調症の改善にも深く関わっています。

中医学で見る「冷え」と「五臓」の関係

中医学では、私たちの身体の基本的な機能や健康状態は「五臓(ごぞう)」のバランスによって支えられていると考えられています。体の土台である五臓のどこかが弱っていると、様々な症状が表面に現れます。

特に、エネルギー不足の状態である「気虚(ききょ)」になると、「手足が冷える」といった症状が現れやすくなります。

冷えを根本から改善するには、この五臓のバランスを含めた身体の土台を整えることが重要です。

今日からできる就寝前の冷え対策3選

就寝時の冷えを改善し、質の高い睡眠へと導くための対策を3つご紹介します。

対策1:寝る前の「速筋運動」で体温を上げて睡眠の質を向上させる

寝る前に体温を一時的に上げておくと、その後の体温が下がるタイミングで脳への血流がスムーズになり、睡眠の質が良くなります。

当院では、ストレッチポールを使った速筋運動(40秒程度)を推奨しています。

これは、息を吸って吐ききり、息を止めた状態で行う運動で、体温を効率よく上げ、深い眠りへとつなげます。

対策2:床の素材にも注意!足元の冷えを見直す

足元の冷えは、下肢のだるさや痛み、静脈瘤にも関わってきます。

• 寝室の床の状態(柔らかいか硬いか、フローリングかコンクリートか)が、冷えに影響を与えている可能性があります。

• フローリングの場合は、冷たい空気が足元に溜まりやすいため、厚手のラグやカーペットを敷いたり、就寝前に足湯などでしっかり温めておくことが効果的です。

対策3:お腹を冷やさない「温活セルフケア」

自律神経の影響を受けやすいお腹周りの冷えは、セルフケアで温めることが大切です。

• 腹部にホットパックや温かいタオルを当てて、体の中から温める温熱療法は効果的です。

• また、お風呂にゆっくり浸かって身体を温めることで、「ヒートショックプロテイン効果」が期待でき、身体の回復や免疫力の向上につながります。

冷えが改善しない場合は当院にご相談を

体質から見直す施術(五臓のバランス、水素・温熱療法)

当院では、手技によって物理的に血管へアプローチする方法と、栄養学的なアプローチを併用することで、根本的な体質改善を目指します。

五臓のバランス調整:中医学の考えに基づき、身体の土台となっている五臓のどこが弱っているのかを検査で特定し、そこを整えることで、表面に現れている冷えなどの症状を解消に導きます。

温熱療法や水素療法:体を温めることは、血液の循環を良くし、自律神経の乱れにもアプローチできます。

冷えは自律神経と深い関係

女性の冷え性は生理痛、原因不明のめまい、パニック障害、朝起きられない起立性調節障害、長年の胃腸炎逆流性食道炎など内臓の冷えが不調と関連します。

単なる冷えと放置せず、体質改善を行う事で自律神経も整っていきます。

就寝時の冷え対策はとても重要

就寝時の冷え対策は、質の高い睡眠と健康な体を作るための重要なステップです。

• 冷えの原因は、自律神経の乱れや中医学でいう「気虚」が関係している可能性があります。

• 寝る前の速筋運動足元の環境整備、そしてお腹を温めるセルフケアを実践しましょう。

大和駅前カイロプラクティック