腰痛・肩こりと自律神経の意外な関係

 

 

なぜ自律神経の乱れが身体の不調につながるのか?

「病院で検査しても異常がないのに、めまいがする」

「突然不安に襲われる」

「夜眠れない、朝起きられない」

これらの心身の不調は、もしかすると「自律神経の乱れ」が原因かもしれません。

自律神経は、私たちの意思とは関係なく、生命維持に必要な全ての働き(呼吸、心臓の鼓動、消化、体温調節など)を24時間コントロールしている、いわば身体の司令塔です。

この記事では、施術歴27年、10万人以上の施術経験を持つ専門家として、なぜこの自律神経が乱れると全身の不調につながるのか、そのメカニズムと根本的な改善方法について解説します。

自律神経の仕組みと「乱れ」が起こるメカニズム

自律神経は、アクセル役の交感神経と、ブレーキ役の副交感神経の2つで成り立っています。この2つの神経がバランスを取り合うことで、私たちの身体は健康な状態を維持しています。

 

交感神経(活動・緊張) は運動時、集中している時、ストレスを感じている時に優位。血管収縮・心拍数増加・筋肉緊張。

副交感神経(休息・回復)は睡眠中、食事中、リラックスしている時に優位。血管拡張、心拍数減少、消化促進。

 

「自律神経の乱れ」とは、このアクセルとブレーキの切り替えがうまくいかず、交感神経が優位になりすぎる状態が続くことを指します。

自律神経の乱れが引き起こす3つの「全身の不調」

交感神経が優位な状態が続くと、身体は常に戦闘モードや緊張状態に置かれます。これが、様々な不調を引き起こす根本原因となります。

1. 血流の悪化と痛みの慢性化

交感神経が優位になると、血管が収縮し、全身の血流が悪化します。

血流が悪くなると、筋肉に溜まった疲労物質や痛みの原因物質が流れにくくなり、肩こりや腰痛、頭痛といった痛みが慢性化します。

また、冷え性やめまいの原因にもなります。

2. 回復力(自然治癒力)の低下

副交感神経は、寝ている間に身体を修復する「回復力」を担っています。しかし、自律神経が乱れると、夜間も交感神経が優位なままで質の良い睡眠が取れず、身体の修復作業が滞ります。

その結果、「寝ても疲れが取れない」「病気や怪我が治りにくい」といった状態に陥ります。

3. 精神的な不安や消化器系の不調

自律神経は、感情や内臓の働きもコントロールしています。

乱れが生じると、感情のコントロールが難しくなり、不安感、パニック障害、うつ症状など精神的な不調につながります。

また、消化器系の働きが低下し、胃の痛み、便秘、下痢といった症状も現れやすくなります。

根本改善への道筋:自律神経を整える

自律神経の乱れによる不調を根本から改善するためには、乱れを引き起こしている原因を特定し、自律神経が正常に働く環境を整えることが重要です。

1. 徹底的な検査で乱れを「見える化」

当院では、自律神経検査脳波測定などを行い、あなたの自律神経がどの程度、どのように乱れているかを科学的に分析します。

2. エビデンスに基づく施術

検査結果に基づき、背骨や骨盤の歪みを整えることで、自律神経の通り道を解放します。また、エビデンスに基づいた「セロトニン活性療法」などで、副交感神経の働きを促し、バランスを整えます。

3. 生活習慣のトータルサポート

施術効果を持続させるため、睡眠の質を高めるためのアドバイスや、自律神経のバランスを整えるための栄養指導・運動指導も行います。

あなたの不調を「治る」へと変えるために

「どこに行っても治らない」と諦めていた不調も、自律神経の乱れという根本原因を正しく突き止め、アプローチすることで改善が期待できます。

大和駅前カイロプラクティックは、施術歴27年の豊富な経験と専門的な知識を活かし、あなたの心と身体が元気な状態を取り戻せるよう、全力でサポートいたします。

長引く不調に悩んでいる方も、ぜひ一度ご相談ください。

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大和駅前カイロプラクティック