めまい ふらつき検査
当院はめまい、ふらつきの検査を行い原因を特定していきます。
健常者の立位姿勢バランス維持は
<開眼時>
視覚70% 体性感覚20% 前庭器官10%
<閉眼時>
視覚0% 体性感覚40% 前庭器官60%
つまり開眼時のめまいは視覚、閉眼時は前庭器官や体性感覚が強く関与しています。
<主な検査>
・眼球運動の検査(眼球の動きが悪いとめまいを起こします)
・眼球位置検査(眼球が向いている方向に眼球の緊張があります)
・前庭動眼反射テスト(眼球が対象物から外れたり、頭位を動かしてふらつきが出たら前庭動眼反射異常)
・前庭動眼反射キャンセルテスト(身体を左右回旋(80度、5回旋)母指を見続けられなければ前庭動眼反射キャンセル機能低下)
・眼球運動と三半規管の連動の検査(バランスパッドに上に閉眼で立ってもらい、初動でふらつく方向を見極めます)
・迷路反射キャンセルテスト(顔を向けた方の手足が緊張し、胴体が向く反射。この反射がキャンセルされないとめまいが起きる)
・眼振検査(固視させないためVRメガネを使用し、頸椎20〜30度屈曲で15秒左右に首を振り(2セット)眼振を観察)
・視運動性眼振検査(OPKテープを使用して左右上下の眼振の回数の違いや眼振のバランスを見る)
・小脳の検査(立位で障害があり、重力が掛からない仰臥位で症状が消失、軽減する場合は小脳の問題の可能性が高い)
① 閉眼書字検査(閉眼で自分の名前を縦書き(左手は机に着かない、身体、頭位は真っ直ぐ、立位だとより小脳の検査になる。字の大きさ、流れを見る)
② ロンベルグテスト(足を揃えて直立に立つ→足の位置を変えた時、腕が離れる時間を計測)
開眼→視覚と固有感覚で平衡感覚を保つ(ふらつくのは小脳の問題)
閉眼→固有感覚のみで平衡感覚を保つ(ふらつくのは固有感覚の問題)→ふらつく側の小脳機能低下
③ 福田式ステップテスト(両手を前に出して閉眼でその場で足踏み50回、股関節は90度まで上げる)
④各種歩行テスト
⑤ 指の巧緻運動テスト(手を前に出して指を順番に連続で動かして動きの協調、スムーズさ→動きにくい側の小脳機能低下)
⑥ 手の回内回外テスト(手を伸ばしてバイバイするように素早く手を20〜30秒回内回外する→動きにくい側の小脳機能低下)
・頸椎、頭蓋骨の歪み(触診による検査)
首や頭蓋骨の筋肉の緊張、可動域
環椎横靭帯、翼状靭帯、上部頸椎の安定性を診ていきます。
※全ての検査を行う訳ではありません。
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大和駅前カイロプラクティックでございます。