パニック障害 過呼吸 不安感

30代 男性

・2ヶ月前から突然、不安感に襲われる。

・人間ドックの胃カメラで呼吸が出来なくなり発症。

・電車に乗ると息苦しい、不安感が強く出る。

病院でパニック障害と診断され、休職中。

触診すると右首(頸椎2、3番)と環椎後頭関節に歪みと圧痛があった。

上部胸椎(1〜4番)に歪みと可動性制限あり。

不安感が強いので、「パニック障害は死なないし、大した事ではない。過労やストレスからくる正常な反応で、脳が身体を休ませるための防御反応で、脳の神経伝達物質のバランスの乱れを整えれば確実に良くなります」と説明して、安心してもらう。

施術はセロトニン活性療法で自律神経のバランスを整え

呼吸が浅く、酸欠状態なので背骨の矯正(胸椎上部〜中部)胸郭関節(肋骨、胸骨、鎖骨、横隔膜)の可動性を良くする様にした。

また呼吸器の肺、気管支や循環器の心臓、脾臓、腎臓、肝臓の調整。

腹式呼吸も指導して、呼吸を深めるように施術。

パンなど炭水化物中心の食生活で血糖バランスの乱れを疑い

栄養療法の血液検査に行ってもらう。

総ビリルビン1.1 直接ビリルビン0.3と酸化ストレスが多い。

MCV86.6 MCH29.8と赤血球の酸素運搬能力の低下が推察される。

亜鉛もストレスで不足気味。

精神を安定させるセロトニンはタンパク質やビタミン、鉄、亜鉛などミネラル不足では作られない。

糖質中心の食事だと糖の代謝にビタミンBを大量に消費してしまう。

食事をタンパク質中心に切り替えてもらい

ビタミンB、C、亜鉛などサプリメントを摂取してもらう。

3回目の施術で首や胸椎の歪みはなくなり、圧痛も消える。

呼吸も問題なく、5回目の施術で電車も問題なくなり復職出来た。

この方はパニック発作が起きて早期に来られたのと

服薬をしていない、食事が摂れたので改善が早かった。

 

 

 

 

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