コロナ不安障害 嘔吐恐怖症から短期間で回復

・20歳 男性(大学生)

・コロナウイルスの影響で家に引きこもり

・授業はリモートで眼を酷使

・2〜3週間前から不安感、恐怖感

・胃痛、吐き気、食欲不振(検査異常なし)

・身体の緊張、強張りがある

 

眼球検査では輻輳反射や瞳孔反射に異常反応。

 

眼球を動かすと気持ち悪くなる。

 

これは自律神経の問題があり、脳神経の機能が低下しているため。

 

かなりのストレスがあり、脳圧の問題を疑う。

 

触診をすると上部頸椎、環椎後頭関節に歪み、圧痛あり。

 

施術はセロトニン活性療法で自律神経の調整と

 

背骨、頸椎の矯正。

 

胸郭の調整で呼吸しやすいようにした。

 

生活面では外に出て、太陽を浴びる、歩く、人とコミュニケーションを取る

 

パソコン、スマホをセーブして、眼を酷使しない。

 

栄養も大事だが、嘔吐恐怖症で吐くのが怖くて拒食気味。

 

「吐くのが問題ではなく、食べない事が問題。吐いても死ぬ事はないのでしっかり食べるように」と指導。

 

2〜3回で嘔吐恐怖症は寛解し、食べれるようになる。

 

4回目で症状はだいぶ落ち着いた。

 

経過観察中だが、生活が戻れば問題ないと思われる。

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